Drakantosクローズドベータテストレビュー
どうも、しばらくぶりの更新で本当に楽しいゲームを見つけられていませんでしたが、
先日のDrakantosの2025年7月25日から28日深夜までの約3日間のベータテストが最高に面白かったので、
そのレビューというか、プレイログ、プレイ感想みたいなものが残せたらと思っています。

3日間の総プレイ時間は43時間半ほどでした。
キャラクターはFaender、いわゆるドルイドでヒーラー職をプレイしましたが、そのほかのキャラクターも最低1回はアドベンチャーへ出て操作感の確認だけしました。
装備を強くすることでのみ数字が上がるPOWERはおそらくこのクローズドベータ時点でカンストである1248まで上げ、レベルは20のほぼ後半まで育成しました。
本来R8のボスをR5用に実装したといわれていたCalidraxも5回ほど討伐して、今回プレイ可能な1キャラの限界が見えたため就寝のため終了といった感じでした。
おそらく30時間ほど一気にプレイしたのちに、2日として13時間ほどプレイしたといった時間配分での3日プレイでした。
そのくらいぶっ続けでも楽しめました。
ドルイドことFaenderを使用した所感を書いていきます。
Faenderってどんなキャラだったのか。
一言で言えば遠距離攻撃の器用貧乏キャラです。
スキルどんな感じだったか伝えるのが難しいので、それぞれ使用するスキルの説明をなんとなくで記載します。
・フクロウに変身して移動速度を上げるスキル
変身のモーションの発動が遅く、どうしても敵の攻撃を避けたいと思ったときに使用しても既に手遅れな場面が7割ありました。
どちらかというと位置取りが悪くなった時や、モンスターと味方をすり抜け可能にするために使用するスキルでした。
・いわゆる通常攻撃
デフォルトだと2秒に1発撃てる通常攻撃
オーブを手に入れることで多少攻撃速度が上がる。主力スキル。
・床を走る蔓を前方に打ち前方範囲攻撃
約6秒に1回打てる。通常攻撃と違って1マスくらい範囲が短いので一番取りたいポジションからだと届かない。
通常攻撃のレベルがMAXとこのスキルのレベル1だと通常攻撃してたほうが単体は強い。
相手をその場に拘束する能力はほぼないのでこちらよりも通常攻撃のレベルを上げました。
・3×3マスの床に発動ダメージとドットダメージを与える茨の床
主力スキル。最終的に350の瞬発ダメージと60ほどのドットダメージが数秒間発動し続けるためスキル1個で少なくとも10秒に1回500ダメージは約束されてました。
移動しまくる敵には発動ダメージのみしか期待出来ない上に、後半の敵の攻撃はほぼすべて避けなければ致命的なダメージだったため結局通常攻撃だけをして逃げ回ることなんてこともあり、20レベル段階で活躍していたかは微妙です。
・3体のミニオンを横一列にほんの一瞬だけ召喚する
1発50~200ダメージのミニオンを3体召喚出来るのですが、こいつの使用が一番困りました。
これがやりたかったためにこのジョブを選んだのに、召喚した際に味方と被るとミニオンではなく自身の位置が強制的にズラされたり、敵の位置がずらされたりでほかの職のノックバックさせるスキルを味方にも発生させうるゴミスキルとなっていました。
自分は気にしないことを意識して可能な限り召喚するスタイルでしたが、人によっては味方へ迷惑をかけることを極端に嫌い、スキルを1つ縛る人まで居ました。
先にいた者を優先してその場に残して、その場に召喚できない場合は可能な限り一番近くに召喚するといった修正が入ればまあまあかなと。
一番の問題は召喚可能な秒数があまりにも短いこと。
おそらくヘルスがマックスにも関わらず敵の攻撃を1パンもらうだけで逃げるように消えてしまうことが多すぎて火力として1パン分しか期待できないのは少し残念でした。
スキルのクールタイムが15秒だったので、30秒や1分に伸ばして、ミニオンの滞在時間を延ばしてほしかったです。
ほかに召喚系のキャラがいたら確実にそちらへ行きます。
・自分の周りにドットヒールを発動するULT
自分を中心に発動して、発動者が移動しても追従というか、本人の周りがヒール範囲なのが変わらないのでヒールのために近づいて、大ダメージを二人でもらい共倒れみたいな場面が多くあったため最終盤は自己ヒールのためとごちゃっとした集団戦の時のみ発動して味方の体力温存のような使用方法でした。
20レベル時点でおそらくタンクのHPが2500を超えてくるため、ULTのLvが3の時170ほどのヒールを5回くらい当てれたとしてもろくな回復手段ではないなと感じました。
このULT覚えるの本来16レベルで、修正で15になってまた12になったけど15の時に覚えちゃってみんな12で覚えてて低レベルアドベンチャーでULT使えるのに自分だけ使えないのマジで不快だった。
スキルは大体こんな感じで、移動する敵に使える攻撃は通常攻撃しかない、立ち止まっている敵にはめっぽう強いが本人にタンク性能は無い。
こんな感じのキャラでした。
次はゲームの内容に関して。
概ね全てが好きでした。世界観、ストーリー、UI、ドットのマス移動、キャラクターと敵ユニットのコリジョンシステム。
不満だった点は、24時間というクールタイムが設けられたギャザリングシステム。
このゲームの実質デイリーミッション。ちょっとクールタイムが長すぎました。ミニマップや地図を開いたときにマップに映るのは自分の近くにいるときだけというシュレディンガーのギャザリングというのも不満ポイントでした。
ソロでの進行があらゆる場面で気軽で、敵も柔らかくて最高でした。
最低なのはパワーが低い野良と組むことの不自由さ、自分が時間をかけて強くなったのに、こいつは寄生で楽に強くなるのか、という虚無感。
これだけは本当に不満でした。
集団行動が出来る味方との連携は面白かったですが、特に近接の火力職の低パワー、さらに集団行動ができないタイプの味方を引いたときはストレスがたまりました。
とはいえ3Dのノンターゲティング、ターゲティングどちらのMMOにも飽きていたので2D見下ろし、ドットマス移動タイプのMMOは過去のMMOを思い起こすシステムでとても好ましいシステムでした。
デフォルトのキーバインディングが少し変だったことを除けばいいと思います。マウス移動も今後実装予定だとか。
今後このゲームが公開されたとして、マネタイズをどうするか非常に興味深いですし、広大なマップの5分の1も遊べていないことを思うと将来が本当に楽しみです。
運営は未完成のゲームを先んじて公開することを嫌っており、完成したといえるタイミングで正式バージョンになると思われます。
久しぶりにベータテストを遊びつくしたと思えるオンラインゲームでした。
以上。